塩水港精糖株式会社 ENSUIKO SUGAR REFINING CO., LTD.



砂糖の真実

第 1 回

砂糖はどうして白いのでしょうか?

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 砂糖の色は漂白剤を使って白くしているのでもなければ、蛍光剤を使って白く見せているのでもありません。

 砂糖の主成分は、ショ糖(C12H22O11)という白く見える無色透明で甘味のある結晶なのです。白く見えるのは、結晶粒子の光の乱反射によりそのように見えているだけです。

 砂糖の種類には、グラニュ糖、上白糖、白ざら糖などの白く見える砂糖と、中ざら糖、三温糖などの黄褐色の砂糖があるために、消費者の中には白く見える砂糖は“漂白しているのではないの?”と思われている方もあるようです。

 実は、漂白していません。

 正しいご理解をいただくために砂糖の製造法について簡単にご説明させていただきます。

 砂糖は、サトウキビやてん菜(以下原料という)からショ糖を取り出したものです。ショ糖を取り出すためには、原料に含まれているショ糖以外の成分(不純物)を取り除かなければなりません。
 サトウキビは、原産地で大ざっぱに不純物を除かれ、原料糖として、精製糖工場に運ばれます。
 精製糖工場では、この原料糖を再び溶かし、残っている不純物を工程を経て、取り除き無色透明のきれいな糖液にします。この糖液を真空結晶缶で煮つめていくと砂糖の結晶と蜜の混合物になり、これを遠心分離機で、結晶と蜜に振り分けます。この時に出来た結晶がきわめて純度の高いお砂糖となるわけです。
 また、振り分けた蜜には、未だかなりの糖分が含まれていますから、再び煮つめ、結晶をつくり、遠心分離機で分離する工程を繰り返します。この様に工程を 繰り返すにつれて加熱のため、糖液中にカラメルが生じ、そこから出来る砂糖にはだんだん色がついていきます。はじめの方の工程で出来る白く見える砂糖の結晶が、グラニュ糖や上白糖などとなり、何回もこの工程を繰り返してから出来る色のついた砂糖が三温糖などとなるのです。
 てん菜についても原理は同じです。

 以上のことから、砂糖は人工的に白くしているものではないことがおわかりいただけたと思います。

砂糖の真実

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