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研究・開発活動RESEARCH & DEVELOPMENT

血糖値上昇抑制効果

サラシア属植物顆粒品の血糖値および血中インスリン濃度におよぼす影響

サラシア属植物顆粒品(800 mg)を約50 mLのお湯に溶かして摂取5分後、50 gのショ糖を含む水溶液200 mLを数分以内に摂取させました。
被験者:健常者19名

血中インスリン値
体内で唯一血糖を下げるホルモンで、血液中のブドウ糖を体内の細胞に送り込んで活動エネルギーに変えたり、脂肪やグリコーゲンに変えて、エネルギーとして蓄える働きもあります。空腹時の血中インスリン濃度は、内因性インスリンの分泌状況を反映しています。

1:P<0.05  2:P<0.01で群間において有意差あり
出典:機能性食品と薬理栄養,3,25-30(2005)

サラシア属植物顆粒品の長期摂取が空腹時血糖値とHbA1cにおよぼす影響

サラシア属植物顆粒品(800 mg)を毎食ごとに食事を摂取する5分前に摂取させ、これを12週間継続させました。その後の4週間は摂取を中止しました。採血は、試験前、摂取4週目、8週目、12週目、摂取中止4週目に行いました。
被験者:境界型および軽症2型糖尿病通院患者 16名

空腹時血糖値
10時間以上の絶食後に測定した血糖値であり、
早朝空腹時血糖値は体の糖代謝の基礎的レベルを示す良いマーカーとなります。

1:P<0.05  :P<0.01で摂取前に対して有意差あり

HbA1c(ヘモグロビンA1c)
血液中のヘモグロビン総量に対するブドウ糖と結合したヘモグロビンの比率(%)のことを言います。1ヶ月から2ヶ月前の血糖値の状態を示す良い指標です。

1:P<0.05  :P<0.01で摂取前に対して有意差あり
出典:日本食品新素材研究会誌,8,105-117(2005)

サラシア属植物エキス末の血糖上昇抑制効果の有効量

女子9名、男子1名、合計10名(平均年齢35.9±2.9)の健常者で糖負荷試験を行いました。
試験日前夜22時以降は絶食の後、試験当日の9時前後にショ糖負荷試験を行い血糖値とインスリンを測定しました。
ショ糖負荷量:50g、採血時間:スタート時、30分、60分、120分後
サラシア属植物エキス末摂取量:ショ糖負荷の5分前に各0.2g、0.3g、0.4g

1:P<0.05  2:P<0.01で群間において有意差あり
出典:機能性食品と薬理栄養,3,25-30(2005)

サラシア属植物エキス末の摂取時期と血糖値上昇抑制作用

被験者:健常者4名(男性:3名、女性1名)
ショ糖負荷量:50g、採血時間:摂取前、30分、45分、60分、120分後
サラシア属植物エキス末摂取量:0.2g
(当社調べ)

サラシア属植物エキス末は食事に近い時間に摂取するほど血糖値上昇抑制作用が確認できました。