腸間膜脂肪細胞培養キットを用いて評価しました。腸間膜脂肪細胞に脂肪滴が生成したのを確認した後、サラシア属植物エキス末100 μg/mLとなるように添加して培養しました。培養終了時にOil Red O染色して脂肪量を定量し、対照に対する割合(%)を算出しました。
(当社調べ、第59回日本栄養・食糧学会大会にて発表)
対照
サラシア属植物エキス末100μg/mL
●動物:SD系 雄性ラット 5週齢v●試験物質:サラシア属植物エキス末
●投与経路:経口強制投与
●投与量:30mg/日/ラット
●飼料:高脂肪飼料
(脂質:全エネルギーの44.9%)
●測定項目:体重、内臓脂肪量
[高脂肪食群]
馴化飼育1週間 高脂肪飼料給餌飼育5週間
[高脂肪食+サラシア属植物エキス末群]
馴化飼育1週間 高脂肪飼料で飼育1週間+サラシア属植物エキス末投与飼育4週間(当社調べ)
※1:P<0.05 ※2:P<0.01で高脂肪食群に対して有意差あり
出典:J.Nutr.,136,433-439(2006)
被験者:糖尿病治療通院者 男性5名(46〜74歳)女性3名(56〜69歳)
摂取方法:サラシア属植物顆粒品(800 mg)を毎食前に2ヶ月間摂取
試験実施機関:高輪メディカルクリニック
2例を除き、LDLコレステロールが2ヶ月後に下がりました。
LDLコレステロール
悪玉コレステロールともいわれ、血中濃度が高くならないようにコントロールする必要があります。
LDLコレステロールが高いと、脳動脈硬化症、心冠動脈疾患、高血圧症、肝疾患、糖尿病、腎疾患、内分泌疾患、膵疾患の恐れがあります。
被験者:境界型、1型,2型糖尿病患者9名
摂取方法:サラシア属植物顆粒品を毎食ごとに800 mgずつ2ヶ月間摂取
試験実施機関:(財)野口医学研究所
1例を除き、中性脂肪が2ヶ月後に下がりました。
中性脂肪
血中の中性脂肪(トリグリセライド)値は標準値を越えると、糖尿病、高脂血症、肥満症、肝疾患の恐れがあります。基準値・正常範囲は、40~160 mg/dLです。
被験者:内臓脂肪の気になる方で、内臓脂肪断面積が100 cm²以上 19名
摂取方法:毎食ごとにサラシア属植物エキス末1カプセル(400 mg)ずつ8週間摂取(運動個人指導あり)
試験実施機関:高輪メディカルクリニック
この他に、血中トリグリセリド、全脂肪(内臓脂肪+皮下脂肪)面積が有意に低下、ヘモグロビンA1cが低下傾向を示しました。
※1:P<0.05で摂取前に対して有意差あり
被験者:「中性脂肪・血糖値・健康管理が気になる方」で募集したモニター10名
摂取方法:サラシア属植物顆粒品を毎食ごとに800 mgずつ8週間摂取
試験実施機関:(財)野口医学研究所
被験者全体では内臓脂肪面積値の減少傾向が認められました。
メタボリックシンドローム診断基準(100cm²)以上のモニターは全員、内臓脂肪面積値が減少しました。